「小児矯正」とは、子どもの時期におこなう矯正治療のことです。
大人の矯正(成人矯正)は顎の骨の成長が終わっているので、矯正といえば、装置を着けて歯を動かす「歯列矯正」を指します。しかし小児矯正は、顎がまだ成長中の5、6歳頃からスタートし、特殊な装置で顎の骨を広げたり、上顎と下顎の骨のバランスをコントロールしたり、多様なアプローチが可能です。これが小児矯正の第1期治療で、永久歯が生えるための土台を整える治療と言い換えることができます。
治療期間は1年半~2年前後で、このあと、永久歯に全部生え変わるまで、数ヵ月に一度、定期的に通院していただき、様子をみていきます。乳歯がすべて永久歯に生え変わると、第2期治療として、金属やセラミック製のブラケットとワイヤーによる歯列矯正をおこないます。
第2期治療も期間は1年半~2年前後。
顎の骨が第1期治療で広げられているので、場合によっては抜歯や外科的治療をしなくても、美しい歯並びに導くことができます。中には第2期治療自体が不要になるケースもあります。
ご質問がある方は矯正治療をメインに行う歯科医師がいる、姫路のたかこ矯正歯科クリニックまでご連絡下さい。